利用者の皆さんから「なぜ自習室を運営しているのか?」という質問をされることがあります。
自習室を開設した当初は、管理人自身が自習室という空間が好きだから自分で作ってしまおう、という感じのモチベーションでした。しかし、運営を続けていく上で自分自身の本当の気持ちに徐々に気づいていきました。運営している最大の理由は「人様のお役に立ててやりがいがあるから」です。
自習室の管理人がなぜ人様のお役に立てるのか?と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。一例をご紹介します。
利用者の皆さんは基本的に勉強するために自習室に来られているので、こちらから話しかけることはなるべく避けてますが、利用者の皆さんやその保護者の皆さんから話しかけていただいた時は会話自体を楽しませてもらってます。完成度の高い親子コントのようなものを見せていただく機会も時々ありますが、そのようなときは状況に応じてボケ役やツッコミ役を担って物凄く楽しませてもらってます。
もちろん会話を楽しむだけではなく、こちらの知っている情報や知識を惜しみなく提供することでお役立ちをしてます。管理人は教育学部出身で教員免許を持っていますし、今でも教師になりたい気持ちも少しありますので、日頃から受験情報を収集したり標準的な受験問題に目を通して学習指導スキルを磨いたりしています。大学受験生の場合、日頃培ったスキルを活かして受験に関する情報提供や学習指導を無料奉仕することで受験生や保護者の方から感謝の意を表していただけます。この年になると仕事に対するモチベーションは世の中の役て立てるかどうかが重要になってきます。ですので自習室で人様のお役に立てる機会を持てるということは幸せなことだと思います。
また、管理人とその実父にはリフォームやレイアウトという共通の趣味があります。物件を購入しリフォームしてレイアウトを検討して自習室を作り上げていくという作業は相当やりがいがあります。だったら建築リフォーム業をやればいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、ただリフォームするだけではなく、そのあと自習室として世の中のお役に立てるわけですから、満足度はさらに高くなるわけです。